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春繭を出荷

 

 JAおやま養蚕部会は6月16日、小山市の桑集荷所で県内で最も早い今年度初の繭の出荷を行いました。春蚕繭の「春嶺鐘月(しゅんれいしょうげつ)」を約1.7トン出荷しました。

 8戸の生産者が持ち込んだ繭を選繭台(せんけんだい)に乗せ、汚れ繭、穴開き繭、薄皮繭、玉繭などを手作業ではじく「選除繭(せんじょけん)」作業をしました。繭は群馬県の碓氷製糸に送った後、煮繭、繰糸作業を経て生糸になります。

 五十畑茂部会長は「4月中旬に霜害で桑の葉が心配されたが大きな影響も出ず安心した。高品質なものを出荷出来た」と話します。

 JAの須藤日出夫さんは「農家の皆さんの努力で桑をいっぱい食べさせて、良い飼育環境であったのが分かる。硬くてしっかりした高品質な繭となった。春繭の2回目も風通し良く、蚕の飼育環境を良くして良質繭を出荷してほしい」と話します。

 栃木県の繭出荷量は群馬県に次いで全国第2位。JAは毎年、小山市内の小学校へ出向いて「養蚕の授業」を行うほか、6校に蚕を配布。小山市立絹義務教育学校では担当者が直接出向いて指導するなど、養蚕による学びに力を入れています。

 JA管内では、8戸の養蚕農家が春蚕、初秋蚕、晩秋蚕の3期に分け、年間を通して5回の飼育を行います。年間出荷量7トンを目指し、碓氷製糸に送ります。