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JA・組合員活動

食を通じ“愛”感じて JAおやまNPO法人を支援

2021.05.07

食を通じ“愛”感じて JAおやまNPO法人を支援

 JAおやまは、子どもの居場所「おひさま」を運営する「NPO法人子どもの育ちを支える会さくらネット小山」に、2020年6月からJAおやま管内のグリーンセンター農産物直売所で規格外の野菜や果実などを無償で提供しています。

 同法人は、「食」を脅かされている子どもたちの「命綱」の役割を担っており、JAは地産地消にもつながるとして、「おつとめ品」などを集め提供し、同活動に協力しています。

 また、最近では、コロナ禍でより大変な状況になっている子どもたちへ、生産者が愛情たっぷりに生産した米「うまかん米」や大嘗祭(だいじょうさい)で皇室献上米となった「とちぎの星」なども同法人が購入しています。

 「さくらネット小山」の高橋弘美理事長は「コロナ禍で、地域とのつながりがより大切になってきていると思う。さまざまな事情を抱えた子ども達が、農家さんが育てた愛情たっぷりのお米や野菜を食べることで、心身ともに健やかに成長するとともに、地域の人々が自分たちを応援してくれていることを感じてほしい」と話しました。

 「NPO法人子ども育ちを支える会さくらネット小山」は、さまざまな困難を抱えて地域で生活している子どもたちに、暮らしや学び、食のサポートをしています。約10人のスタッフが小山市の家庭相談員などと共に、食料品を届けたり、子どもの居場所「おひさま」で子たちと一緒に食事を作ったりするなどして、「食」の大切さを伝えています。

今後もJAおやまは、長期的に野菜や果物などを提供する考えです。