ＪＡおやまは２月２９日、本店で青年部からの「常勤役員への畏敬要望書」に対する回答書の手交式を開きました。資材高騰や労働力確保への支援について、ＪＡの取り組みなどを紹介しました。

　昨年１２月に受け取った要望書には、資材高騰に伴う継続的や燃油の補助、農繁期の人材確保など１３項目が挙げられていました。

　手交式でＪＡは、資材高騰については「国と県で肥料価格高騰対策をしているが、引き続き対策を要請する」と説明。労働力確保では「農繁期などで人手が必要となる農家と、農業を手伝い収入を得たい人を紹介・あっせんするサービス『無料職業紹介事業』を推奨している」と紹介しました。

　ＪＡの渡邉文雄組合長は「より良い農業環境、発展する地域農業になるよう青年部とともに取り組んでいきたい」と述べました。

　青年部は５支部７５人の青年農業者で組織します。田村真啓部長は「一層の発展のために尽力してほしい。活動の活性化につながればうれしい」と話しました。