ＪＡおやま北部トマト部会は６月１６日、ＪＡ北部集出荷所で雨よけトマト目ぞろえ会を行いました。部会員や県下都賀農業振興事務所、ＪＡ担当者ら約１０名が参加。出荷規格や今後の栽培管理について確認しました。

　ＪＡ担当職員から販売情勢報告後、等級ごとに箱詰めしたトマトを並べ、出荷規格を確認。夏季はトマトの成熟が非常に早いことから、集荷所着はカラーチャート４番として、色まわりに注意し、選果することなどを申し合わせました。

　同事務所の坂本敏雄副主幹は①日射しが強くなり、気温も上昇し、生育も早まるとともに梅雨時期になるため軟弱徒長や草勢低下、ハウス内への雨水の浸水に注意する②誘引線付近の日焼け・黄変果対策として外枝を残し、日除けする③夏期の晴天時は１株当たり２㍑程度の水（光合成・蒸散）が必要になるため水管理を徹底する④病害虫防除⑤果実の生理障害に注意を払う－などを呼び掛けました。

　同部会は１０人が「りんか」を主力に栽培します。８月まで京浜方面に出荷する予定です。