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JA・組合員活動

長果枝多用で収量増 梨剪定講習会

2020.12.07

長果枝多用で収量増 梨剪定講習会

 JAおやま梨部会は11月25日、管内3ヵ所で梨「幸水」整枝・剪定(せんてい)講習会を開きました。部会員、関係者ら約60人が参加し、剪定方法を学びました。長果枝を多く利用すると、収量が増加する傾向にある「幸水」の特徴を考慮しながら、実際に剪定しました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の山中佑太技師は①花芽の確保と次年度の果そう葉も確保する②強大な側枝は主枝・亜主枝の樹勢を低下させるため最優先で剪除する③木全体の樹勢バランスを整える-などと説明しました。

 同事務所の三坂猛課長は実践しながら「若い枝は養分をひっぱりやすいので、先端はなるべく若い枝にすること。主枝の先端は弱りやすく、新しい枝に変えていくことが大切」と呼び掛けました。

 神保重治部会長は「この機会に疑問を一つ一つ確認して、安全・安心はもちろん、より高品質な梨を生産するために剪定技術を上げようとあいさつしました。