topics

トピックス

JA・組合員活動

良質繭1.5トン出荷 丁寧に手作業で

2022.06.30

良質繭1.5トン出荷 丁寧に手作業で

 JAおやま養蚕部会は6月18日、小山市の桑集出荷所で春蚕繭の「春嶺鐘月(しゅうれいしょうげつ)」を約1.5トン出荷しました。

 7戸の生産者が持ち込んだ繭を選繭台に載せ、汚れや穴開き、薄皮の繭などを手作業ではじく「選除繭」作業をしました。

 繭は群馬県の碓氷製糸に送った後、煮繭、操糸作業を経て、生糸になります。

 五十畑茂部会長は「厚みのある繭を出荷することができた。たくさんの人に、絹製品になじんでもらいたい」と話しました。

 栃木県の繭出荷量は群馬県に次いで全国第2位。昨年の繭生産量は、約6.3トンと全国の生産量の約1割を占めます。

 JA管内は7戸が春蚕、初秋蚕、晩秋蚕の3期に分け、年間を通じて5回の飼育を行い、年間出荷量6トンを目指しています。