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JA・組合員活動

良質ビール麦生産へ 麦踏み、排水、雑草対策を指導

2021.02.15

良質ビール麦生産へ 麦踏み、排水、雑草対策を指導

 JAおやまビール大麦採種部会は2月4日、豊田支店管内の圃場(ほじょう)で現地検討会を開きました。部会員、関係者ら約25人が参加し、栽培管理や生育状況を確認しました。同地区は、県内有数の種子ビール麦の産地でもあります。

 大島三千男部会長は「今後の管理が重要となるため、生育状況を確認した上で排水管理など徹底し、品質の良いビール麦栽培に努めよう」とあいさつしました。

 今年産は、12月~1月と気温が平年並みに推移しているため、平年並みの生育状況ではあるが、葉齢は平年より若干進んでいます。

 栃木県下都賀農業振興事務所の墨野倉真二副主幹は「播種(はしゅ)時に設置した明きょや排水溝が麦踏みなどによって崩れる場合があるため、降雨後、速やかに排水できるように点検するなど注意が必要」と説明。今後の栽培ポイントとして①計画的に麦踏みをしっかり行うこと②確実な排水対策③圃場ごとの雑草の発生状況を確認して雑草防除を行うことーなど注意を呼び掛けました。

 同部会は33人の生産者が「ニューサチホゴールデン」を76ヘクタールで栽培します。7月上旬に出荷する予定です。