topics

トピックス

JA・組合員活動

米生産抑制 呼びかけを 行政に要請

2022.04.08

米生産抑制 呼びかけを 行政に要請

 JAおやまは3月30日、小山市役所で「需要に応じた米生産に対する要請書」を浅野正富市長に提出しました。主食用米は、過剰生産基調とコロナ禍による需要減少で、在庫が適正水準を大きく上回って推移。22年産米の価格安定を図るには、全生産者が作付け参考値の範囲内での生産抑制を達成することが最低目標と指摘しました。

 要請では、米生産に関わる全ての関係者に米の需給動向と主食用米価格の見通しについての情報提供し、主食用米以外の作物への転換を呼び掛けるよう求めました。

 浅野市長は「コロナ禍が2年以上続き、農産物への影響を心配している。米は小山産をPR、消費拡大をしているが、要請に応えられるように協力していきたい」と話しました。

 渡邉文雄組合長は「JAや集荷業者とのつながりない独自販売を行う生産者に、作付け参考値の範囲内で米生産に取り組むよう行政の力を借りたい。主食用米以外の作物への転換を強く呼び掛けてほしい」と要望しました。

 3月29日には、野木町を訪れ、同様に「需要に応じた米生産に対する要請書」を提出した。4月12日は下野市を訪れ同様に提出する予定です。