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JA・組合員活動

笑顔になるカブを 後輩へ丁寧に教えたい

2023.03.14

笑顔になるカブを 後輩へ丁寧に教えたい

 2022年からJAおやまカブ部会の部会長を務める桑地区の町田徹さんは、2013年からカブ栽培を始めた。秋冬と春の年2回、両親、妻と110アールで作ります。
 町田さんは、学校卒業後にJAで勤務し、23歳の時に就農しました。両親とともに水稲、ブドウ、ダイコン、ニンジン、ブロッコリーを栽培して農業を学びました。 
 ダイコンの代わりに安定して出荷できる農産物を探していた時にカブを勧められ、取り組むことにしました。
 カブ部会は現在、6人で構成されています。情報交換や現地検討会、目ぞろえ会を行い、技術を高めています。「初心者だった私に、先輩はとても親切に一から教えてくれた」と町田さんは感謝します。
 カブは温度管理が重要だと考え、ハウス、トンネル、露地の3種類の作型で栽培する。ハウスで作るのは桑地区で町田さんだけです。
 土は乾燥させ過ぎず、湿度が高くならないようバランスに気を配ります。収穫後は選別をして束ね、根を洗って段ボール箱に詰めて出荷します。冬場は特に、冷たい水が身に染みる大変な作業です。
 部会長を務める町田さんはカブ部会で最年少です。新規の部会員を迎える際は、先輩がしてくれたように丁寧に教えたいと考えます。町田さんは「消費者に安心・安全を届けて、おいしいと笑顔になってくれる農産物を作りたい」と目標を語りました。