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JA・組合員活動

種子ビール麦 高品質へ確認

2023.03.03

種子ビール麦 高品質へ確認

 JAおやまビール大麦採種部会は2月17日、県内有数の種子ビール麦の産地でもある豊田地区の圃場(ほじょう)で現地検討会を開きました。部会員、関係者ら31人が参加して、栽培管理や生育状況を確認しました。
 大島三千男部会長は「昨年は部会員の高度な技術で高品質なビール大麦採種を出荷できた。本年産も現地検討会の説明をしっかりと聞き、高品質なビール大麦種子を出荷しよう」とあいさつしました。
 本年産は、12月下旬から1月中旬まで降雨がなかったため葉先の黄化が見られましたが、その後の降雨で解消され、生育状況は平年並みです。
 栃木県下都賀農業振興事務所の石原島由依技師は「2、3月の気温は平年よりも高くなる可能性が高く、降水量は多くなる見込みで、本年は湿害が起こる可能性が高い。湿害対策を徹底してほしい」と呼びかけた。今後の栽培ポイントとして①茎立期まで麦踏みを続ける②圃場ごとの雑草の発生状況を確認し、早めに防除を心がける-などと説明しました。
 同部会は31人の生産者が「ニューサチホゴールデン」を76ヘクタールで栽培し、7月上旬に出荷する予定です。