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JA・組合員活動

春ブロッコリー厳選 高品質へ規格確認

2022.04.22

春ブロッコリー厳選 高品質へ規格確認

 JAおやまブロッコリー部会は4月15日、小山市のJA西部集出荷所で2022年産の春ブロッコリーの目ぞろえ会を開きました。部会員、関係者ら32人が参加。販売情勢や出荷要領、出荷規格について確認しました。

 春ブロッコリーは、トンネルで栽培するため、秋冬物よりも管理が難しいですが、生産者の徹底した温度管理などにより、形状の良い高品質なブロッコリーに育ちました。 

 目ぞろえ会では、部会員がサンプルのブロッコリーを手に取り、品質や着色などの規格を確認。花蕾(からい)が黄変、腐敗したものや虫付きなどは、出荷しないことなどを申し合わせました。

 舘野延男部会長は「より良い選果を行い、高品質のブロッコリーを1㌜でも多く出荷するよう部会員一丸となって頑張っていこう」と呼びかけました。

 部会では、生産者31人が「おはよう」や「グランドーム」などを約9.2ヘクタールで栽培。4月から始まった出荷は約120トンを見込み、6月上旬まで京浜方面に送ります。

 部会のブロッコリーは、花蕾に厚みがあるのが特徴。病害虫防除の徹底と厳しい選果、選別で産地ブランドを維持するため、生産者は規格表に基づいて箱詰めし、出荷します。集荷所では連日、抜き打ち検査するなど、選果、選別、品質の高位平準化に努めています。