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JA・組合員活動

新鮮レタス届けます 消費者の笑顔が励み

2021.03.24

新鮮レタス届けます 消費者の笑顔が励み

江戸時代から続く野木町の農家 舘野利弘さん

 野木町でレタスを栽培している舘野利弘さん(48)は、江戸時代から続く農家。レタス以外にトウモロコシやブロッコリー、カボチャ、水稲などさまざまな農産物を1年中、栽培しています。作業は、妻のひさのさんと2人で行っています。

 レタス栽培は、土づくりが重要です。レタスは圃場(ほじょう)を選びます。水が多すぎても腐ってしまい、乾燥しすぎても外葉が育ちません。

 生育初期は、25度を保ち、収穫間際には15度くらいを保ちます。レタスの大きさは外葉によって決まるため、外葉が成長する時期はさらに慎重に管理。レタス作りの難しさは「天候によって左右されるところ」と利弘さんは話します。

 春レタスはトンネル栽培で、被覆ビニールは1年物、2年物、3年物を使い分けます。利弘さんは「ビニールは使用している年数によって結露の付き具合や光の透過度に違いがあるため、生育に影響を与えているのではないか」と考えています。

 新鮮なレタスの見分け方は「中が詰まって硬い物より、ふわっとしており、緑で丸々した物がえぐみもなく、葉も軟らかい」と笑顔で話します。利弘さんは「多くの人にJAおやま産のレタスを食べてもらい、おいしいと笑顔になってもらいたい。おいしい農産物を作ることが目標ではあるがなかなか難しい。しかし、消費者の笑顔を糧に頑張り、安全・安心はもちろんのこと、高品質で味の良い物を突き詰めたい」と話します。