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JA・組合員活動

愛情込めイチゴ栽培

2021.02.18

愛情込めイチゴ栽培

 JAおやまいちご部会の部会長を務める中島英樹さん(56)は、イチゴ栽培を始めて約20年。小山市でイチゴ「とちおとめ」を妻の芳子さん(56)と一緒に約20アール栽培しています。今年で結婚30年目。

 英樹さん・芳子さんは、糖度の乗った品質の良いイチゴ栽培に努めます。「作物は素直で正直。やればやった分自分に返ってくる。逆に失敗も自分に返ってくる。だから手は抜けない。その分、良いものができた時は喜びとやりがいを感じる」と農業の魅力を英樹さんは話します。

 芳子さんは「農業は常に生き物が相手。生き物だから正直。生き生きと成長できるようにイチゴに声を掛け、愛情たっぷり手塩に掛けて育てると甘さが違う」と話します。

 イチゴのパック詰め作業も2人で行います。時間を掛けて選果選別を行っており、市場から好評価を得ています。英樹さんは「妻は私よりしっかり選果選別を行う。消費者を思って作業を行っているのが分かる。妻がいてこその高品質のイチゴ出荷につながっている」と笑顔で話します。 

 英樹さんは「これからも体に気を付けながら一緒に作業をしてください。そして、いつもありがとう」と照れながらも日頃の感謝の気持ちを芳子さんに伝えました。

 今後の目標として2人は「現状を維持しながら、一緒にイチゴ栽培していくこと」と話します。2人は笑顔を絶やさず、消費者に喜ばれるイチゴ栽培に楽しみながら取り組んでいます。

 これからも2人は、愛情を込めてイチゴを育てます。2人のイチゴは、人々を笑顔にします。