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JA・組合員活動

優良繭へ一丸 4.5トン生産目標

2023.03.08

優良繭へ一丸 4.5トン生産目標

 JAおやま養蚕部会は3月2日、本店で第14回通常総会を開き、全議案を承認しました。
 同部会は7戸の生産者で組織し、純国産の高品質な繭生産を図るため、優良繭生産技術研修会や品評会、稚蚕人工飼料育センターなどの視察研修会に積極的に参加し、繭生産性の向上と新養蚕技術の習得に取り組んでいます。
 栃木県は繭生産量10トン全国2位を誇ります。当部会は、繭生産量4.25トン、県生産量の42%を占め、1戸当たり平均繭生産量608㌔(全国平均の1.8倍)を生産しています。
 産繭の特徴は解じょ率(操糸を行う際に繭層から繭糸が離れる状態)。平均80%以上の高品質な繭として、実需者に好評です。
 2023年度は①繭生産計画4.5トンを目標②繭質の向上と生産数量の確保③蚕病防除の徹底と飼育-などに取り組みます。
 五十畑茂部会長は「2022年産は夏蚕期から晩秋蚕期にかけて膿病の発生が見られ、繭が内部汚染になるなど著しい減産につながってしまった。蚕病防除を今一度徹底するとともに、優良繭の生産に向けて、収量を減らさず部会員一丸となって頑張っていきたい」と力強く話しました。