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JA・組合員活動

ブロッコリー現地検討 肥大早く適期収穫を

2023.03.31

ブロッコリー現地検討 肥大早く適期収穫を

 JAおやまブロッコリー部会は3月23日、管内の4ヵ所の圃場(ほじょう)で2023年産春ブロッコリーの現地検討会を開きました。部会員、関係者ら約25人が参加し、生育や病害虫の発生状況を確認しました。
 現在の生育は、雨が少なく平年より温度が高いため、花蕾(からい)が早く肥大しやすい傾向です。病害中防除の徹底や収穫遅れに注意することを申し合わせました。
 今後の管理のポイントとして①トンネル内の温度25度以下を目標にする②花蕾が500円玉程度の大きさになると約7~10日で収穫できるため収穫時期を逃さないようにする③べと病や黒腐病、軟腐病など春取りの病害虫防除の徹底する―ことなどを呼びかけました。
 舘野延男部会長は「気温が高く急な成長が見受けられるため、病害虫防除の徹底と適期収穫を心がけ、出荷に向けて頑張ろう」とあいさつしました。
 同部会の春ブロッコリー生産者31人は「おはよう」「グランドーム」など約10.27ヘクタールで栽培。4月中旬から6月上旬にかけ、約128トンを京浜方面に出荷します。栽培講習会や現地検討会などを開いて、部会員間の情報の共有と栽培技術向上に努めています。