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JA・組合員活動

ハウスナス温度注意 天候確認・適切な換気必要

2022.04.19

ハウスナス温度注意 天候確認・適切な換気必要

 JAおやまなす部会は4月12日、管内5ヵ所の圃場(ほじょう)で2022年産ハウスナスの現地検討会を開きました。部会員や関係者ら18人が、現状や栽培方法を確認しました。

 ハウス栽培のナスの生育温度は朝20度になったら内張を開け、昼は28~30度を目安に外張りの換気を行います。花芽の生育中に12度以下の低温や35度以上の高温に見舞われると、落花や奇形果になる恐れがあります。急激な温度変化に対応するため、天候の確認や適切な換気が必要になります。 

 栃木県下都賀農業振興事務所の松本佳浩主査は①ハウス内の温度は急激に上昇するため、天候状態を十分見極める②主枝4本V字仕立てとする③2、3日に1回を目安に少量多かん水をする④追肥は草勢を見ながら主枝4本の誘引が修了したころに行う⑤病害は予防を中心に、害虫は早期発見、早期防除する-など管理のポイントを説明しました。

 同部会は10人が「式部」や「あのみのり」を1.2ヘクタールで栽培。7月中旬まで京浜方面へ出荷します。