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JA・組合員活動

かんぴょう高品質に 最高値1キロ4118円

2021.10.11

かんぴょう高品質に 最高値1キロ4118円

 JAおやまは10月5日、下野市の北部営農支援センターで2021年産第1回かんぴょうの入札会を行いました。生産者や栃木県干瓢(かんぴょう)商業協同組合、関係者ら約40人が参加。最高値は1キロ4,118円でした。

 第1回目には、生産者7人が約2.8トンを出荷。入札希望業者は16社が参加しました。入札者は①種などの混入がない②真っ白③薄むき④短いものが紛れていないーといった点で出荷品を点検し、入札価格を検討しました。

 今年は長雨や日照不足で、かんぴょうには難しい栽培状況でしたが、生産者の技術で、高品質な物が多かったです。

 栃木県干瓢商業協同組合の担当者は「栽培技術の高さで高品質な物を出荷すれば、高値が付く」と話しました。

 かんぴょう部会の生井幸男部会長は「気象条件が厳しく、出荷量が1~3割減った。生産者の技術で高品質なかんぴょうを目指し、産地を守ろう」と呼び掛けました。

 JAの渡邉文雄組合長は「生産者が心を込めて作ったかんぴょうを高値で購入してもらえるよう期待する」とあいさつしました。

 かんぴょうは国内産の約98%が栃木県産。中でも同市は生産量第1位。入札されたかんぴょうは、産地問屋がスーパーや飲食店に販売し、消費者に届きます。

  第2回の入札は、11月に開く予定。