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JA・組合員活動

JAおやま研究会が視察研修 持続可能な地域農業へ

2024.09.05

JAおやま研究会が視察研修 持続可能な地域農業へ

 JAおやま地区次世代営農システム研究会は、同研究会の会員や栃木県下都賀農業振興事務所など14人が参加し、茨城県の常総市と境町で視察研修会を行いました。

 農地の借り受けや農作業の受託を含めた農業経営を行っている(株)ひかりファーム常総では、JA出資法人の設立経過と経営概況、経営管理として役員や品目別の責任者体制などの説明を受けました。

 また、境町で水稲45ヘクタール、大麦35ヘクタール、小麦5ヘクタール、ソバ48ヘクタールを生産しているファームを訪れ、法人の設立経過や従業員の人材育成と評価について学びました。

 同研究会は、持続的な農業発展を目指し、栃木県下都賀農業振興事務所、小山市、下野市、野木町と、小山市、下野市、野木町の各農業委員会、JA栃木中央会、JA全農とちぎ、JAおやまで構成し、10年先を見据えた集落営農組織の体制強化や米麦など土地利用型作物の生産体制に関する調査や研究などを進めます。

 同研究会会長でもあり、JAおやまの杉山清司専務は「地域農業の抱えている問題解決法や地域農業の振興、地域の受け皿としての取り組みなどを参考にして、持続可能な土地利用型営農システム構築へ取り組みたい」と話しました。

 今後も視察や検討会などを実施し、稼げる営農システムづくりの構築に向けて議論を深めます。