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JA・組合員活動

高品質な繭生産を

2023.09.15

高品質な繭生産を

 JAおやまは9月9日、小山市の旧桑支店で3齢飼育蚕の配蚕作業をしました。JA養蚕部会の5戸に、1箱当たり約3万粒換算で17箱分、約51万頭を配りました。

 JA農畜産課の須藤日出夫さんはが、良質繭の生産のポイントを説明。中蚕専用の蚕室に移動させ急な高低温に注意して蚕が落ち着くのを待つことや、蚕児が落ち着いたら給桑前に網を入れ、2回目の桑を与えて人工飼料育から桑育に切り替えることを伝えました。飼育室の温度は朝夕25度以下にならないよう注意を促しました。

 本年度は特に、高温多湿が懸念されます。蚕の体温は20度以下と30度以上になると、障害発生の要因になります。温度と湿度が高いと蚕が桑の食欲と行動を低下させ、蚕病などが発生する環境になります。遮光ネットやヨシズなどを使って直射日光を避け、農業用の首振り大型扇風機を活用して涼しい風を流すといった対処を呼びかけました。 

 五十畑茂部会長は「高密度になると病気が発生する恐れがある。風通しを良くして飼育環境を整え、高品質な繭生産に努めてほしい」と話しました。

 蚕は9月24~25日ごろに上蔟(じょうぞく)し、10月5日前後に群馬県の碓氷製糸へ出荷する予定です。同部会は春蚕から晩秋蚕まで年5回飼育する。消費者ニーズに応え、優良繭生産を目指しています。