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JA・組合員活動

農業の魅力を知って 栽培管理データ活用

2024.10.30

農業の魅力を知って 栽培管理データ活用

 JAおやまの石橋地区なす部会部会長を務める下野市の早水孝夫さんは、ナスとホウレンソウ栽培を、タマネギ・ネギ・サツマイモなどの苗を約50アールで栽培します。会社員から転職した孝夫さんは日々進化を続けることを実感しながら、JAおやま産のブランド化を進め、農業の魅力、良さを多くの人に知ってもらいたいと意欲をもって農業に励みます。

 50歳の時に何か自分で経営できるものはないかと考え、農業とはどのようなものかと思い、栃木県農業大学校の就農準備校とちぎ未来塾に入学しました。会社員として勤める傍ら、土曜日コースで農業経営や栽培技術の基礎や実習などを行い、農業を学びました。

 就農する仲間を見て刺激を受けて、就農を決断。同校卒業者が経営している農業法人で1年間、農業経営や技術を学びました。

 経費があまりかからず、安定的に収穫できる農作物としてナス栽培から始めました。「かん水管理や葉かき、切り戻し剪定(せんてい)など手をかけた分だけ高品質なナスが収穫できる」と孝夫さんは笑顔で話します。

 また、播種(はしゅ)日や播種条件、発芽日などの栽培管理データを細かく記載し、活用します。

 「自然と対話しながら管理をすることが喜び」と言います。

 今後は、パートを4人程度雇い、規模拡大を目指します。さらに、家庭菜園での有機栽培の経験を生かし、将来はナス、ホウレンソウも有機栽培に切り替えられたらと考えています。