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JA・組合員活動
梨盗難許さない 巡回で地域一丸
2024.08.16
JAおやま管内で8月7日、JAや警察などが農作物盗難防止パトロールをしました。JA、栃木県下都賀農業振興事務所、小山警察署、市・町の関係者ら21人が3班に分かれ、小山市、下野市、野木町の梨の圃場(ほじょう)を巡回しました。
丹精して栽培した農作物が盗難を受けると、生産者は営農意欲が損なわれ、経営にも大きな損失を与えます。対策として、圃場に防護柵や警報センサーを設置し、盗難しにくい環境をつくり、チラシなどで生産者が集まる機会に情報発信を行います。地域が一丸となって被害防止対策を講じるよう呼びかけました。
同JAは、収穫間際の農作物や農業資材の盗難被害が多く報告されていることを受け、2023年4月に「JAおやま地区農作物盗難防止対策推進協議会」を設立しました。
JA梨部会の神保重治部会長は「時間をかけて一生懸命に栽培した農作物が盗まれることは生産者にとって大変悲しいこと。日々の対策はもちろん、今回のように盗難防止パトロールを実施することで抑止にもつながる」と話しました。