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JA・組合員活動
春ダイコン本番 外も中も良質に
2021.04.28
JAおやま大根部会は3月29日、小山市の桑集荷所で2021年産春ダイコンの目ぞろえ会を開きました。生産者・市場関係者ら約30人が参加しました。部会員らは、市場担当者から現在の販売情勢を聞いた後、実際にダイコンを等級別に並べ、出荷規格と出荷要領を確認しました。
11月~1月は降水量が非常に少なく乾燥していたため一部発芽不良が見受けられたが、作柄は良好。JAのダイコンは、みずみずしく甘味があると好評です。市場関係者は「これから春本番の出荷が始まる。見た目も中身も高品質なダイコンを出荷してほしい」と要望しました。
栃木県下都賀農業振興事務所の青莉紗子技師は①降ひょう・突風被害対策②軟腐病・黒斑細菌病③トンネル除去後のアブラムシ・キスジノミハムシ・チョウ目害虫に注意・活動初期まで茎葉散布を行うーなど、今後の管理ポイントを説明しました。
また、来作に向けて横縞症対策として①土づくりと深耕②乾燥対策の実施③土壌消毒④播種(はしゅ)前の薬剤防除⑤生育期のリゾクトニア菌防除-など対策徹底を促しました。
坂本賢一部会長は「これからどんどん暖かくなっていき生育が旺盛になる。適期収穫を心掛け、部会員同士協力しながら高品質なダイコンを出荷していこう」と呼び掛けました。
部会は20人の生産者が約7ヘクタールを栽培。品種は「春宴」「貴誉」「春のきらめき」など。