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JA・組合員活動

春ダイコン 適期収穫を

2023.04.05

春ダイコン 適期収穫を

 JAおやま大根部会は3月28日、桑集出荷所で2023年産春ダイコン目ぞろえ会を開きました。生産者、市場関係者ら約30人が参加。市場担当者から販売情勢を聞き、等級別にダイコンを並べて出荷の規格と要領を確認しました。
 栃木県下都賀農業振興事務所の高浪弘好副主幹は「これから平年より温度が高く、降水量が多くなるため早く肥大する。収穫遅れに注意が必要だ」と呼びかけました。  
 また、降ひょうや突風被害への対策、トンネル除去後はアブラムシやキスジノミハムシなどの病害虫を注視し、茎葉散布を行うことなどを説明。白さび病やべと病、軟腐病、黒班細菌病など病害の発生を抑制するといった要点を伝えました。
 市場関係者は「JAのダイコンはみずみずしく甘味があると好評。しっかり目をそろえてもらい、有利販売に努めたい」と話しました。
 坂本賢一部会長は「暖かくなってきて成長が早まっている。適期収穫を心がけ、最後の出荷まで部会員一丸となって頑張ろう」と呼びかけました。
 今年産は20人の生産者が約5.6ヘクタールを栽培。品種は「春宴」「貴誉」「春のきらめき」など。出荷は3月下旬から始まり、6月上旬まで東北、関東、北陸地方に送られます。