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JA・組合員活動
大豆の生育順調 里のほほえみ26ヘクタール
2024.09.09
JAおやま生井地区大豆部会は8月20日、生井地区の6カ所の圃場(ほじょう)で大豆「里のほほえみ」の現地検討会を開きました。部会員、関係者ら7人が参加し、栽培管理や生育状況を確認しました。
小川友義部会長は「猛暑や局所的な豪雨など天候の変化が大きく、栽培に苦労したが生育は順調だ。今後の管理に向けて現地検討会を生かしてほしい」と話しました。
栃木県下都賀農業振興事務所の仲田聡副主幹が生育状況や今後の栽培ポイントを説明。干ばつ対策として、大豆は乾燥すると花数の減少や落莢(らっきょう)と不稔(ふねん)のさやの増加が発生するため、開花前からさや伸長期にかけて圃場の水管理が重要となります。過繁茂で風通しが悪いと発生しやすいべと病や、紫斑病などの病害虫防除の徹底も呼びかけました。
大豆は適期での収穫が重要となる。収穫適期は、手で茎を折ると軽くポキッと折れる茎水分40%以下(汚粒発生防止)、子実が爪を立てると少し跡が残る子実水分18%以下(破砕粒発生防止)が目安となります。収穫が遅れると、しわ粒や皮切れ粒になる危険があります。
部会は6人が「里のほほえみ」を約26ヘクタール栽培します。