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地域一体でイチゴ守る 盗難抑制へ ハウス巡回

<地域一体でイチゴ守る 盗難抑制へ ハウス巡回

 JAおやまと管内の警察署などの関係機関は2月5日、出荷のピークを迎える農作物の盗難を防ぐため、第2回のイチゴ盗難防止パトロールを実施しました。JAや栃木県下都賀農業振興事務所、市町、共済組合、いちご部会関係者ら27人が参加しました。4班に分かれ、小山市、下野市、野木町などのイチゴハウスを巡回しました。

 県内において2025年に入り、ハウス内のニラが夜間に大量に盗まれる事件が県南地域で数件発生しています。

 小山警察署生活安全課の手塚芳夫警部補は「パトロールで巡回するなど地道にアピールすることで防止につながる。パトロールはもちろん防犯カメラやセンサーライト、看板などを設置し、『見せる防犯対策』で対外的に分かりやすく、警戒心を高め、抑制につなげよう」と話しました。

 被害防止対策として①「見せる防犯対策」の実施②不定期的な見回り③不審者を発見した場合は110番通報をする-などを呼びかけました。

 いちご部会の関寿雄部会長は「パトロールなどの活動を定期的に行うことは、盗難防止につながり、非常に心強い」と話しました。

 JA営農経済部の山﨑輝明部長は「生産資材や燃油の高騰の中、生産者は苦労して栽培している。野菜・果実の高騰で盗難被害が懸念され、農作物が盗難されただけでなく、その後にも影響を及ぼす。パトロールを実施することで抑止力につながるよう期待する」とあいさつしました。

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