ＪＡおやまはＪＡ直売所５店舗（四季彩、国分寺、よらっせ桑、グリーンセンター、のぎ松原大橋直売所）で、レシートの合計金額の一部を小学校に図書カードとして還元する活動を行っています。各直売所に学校名が書いた箱を設置し、買い物客が好みの学校の箱にレシートを入れます。その合計金額の一部を図書カードで贈り、図書館や教室の図書を購入してもらいます。

　渡邉文雄組合長をはじめＪＡ役員らが３月３０日、小山市役所を訪れ、浅野正富市長に１３万４０００円分の図書カードを手渡しました。食育や地産地消の取り組みの一環で２０１０年から取り組んでおり、今年で１２回目となります。

　ＪＡグループ栃木が小学校新１年生用に作成したランチョンマットも贈呈しました。

　浅野市長は「図書カードやランチョンマットで農業に親近感を持つことを期待する。将来、農業の担い手が増えることを願っている」と話しました。　

　渡邉組合長は「直売所、農産物を身近に感じてもらいたい。ランチョンマットは給食で使ってもらい、農に興味を持つきっかけとなればうれしい。家族と共に直売所に行き、地産地消に貢献してほしい」と呼びかけた。

　ＪＡは３月２９日には野木町を訪れ、６万５００円分の図書カードとランチョンマットを贈呈した。４月１２日には下野市に９万５００円分の図書カードとランチョンマットを贈呈する予定だ。