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JA・組合員活動

出荷量は3%増加

2024.06.28

出荷量は3%増加

 JAおやまいちご部会は6月12日、西部集出荷所で2024年産イチゴ販売反省検討会を開きました。販売総額は約17億52万2840円で、過去最高を更新しました。出荷量は前年比103%でした。

 検討会には部会員、関係者ら53人が参加。中島英樹部会長は「日々の栽培管理、選果選別をしっかりして高品質なイチゴを届けた結果」と受け止めました。

 2025年産の対策も協議しました。①出荷開始期、暖候期の品質向上②統一規格の徹底③年末年始の価格形成のための情報提供④安定した品質・出荷数量確保-を重点に取り組みます。

 市場関係者らは「『JAおやま産のイチゴがほしい』と指定されるほど高品質で信頼がある。次年作も産地の情報を密にもらい、高品質での数量維持と一層の拡大をお願いしたい」と話しました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の松本貴行課長は「時代を切り開く品種としてとちあいかが拡大し、需要が高まっている。産地を挙げて新規栽培者を応援していて素晴らしい。基盤強化に協力していきたい」と話しました。

 同部会は、部会員99人が約26ヘクタールで栽培します。品種は「とちあいか」「とちおとめ」「スカイベリー」「ミルキーベリー」。JAは新規就農塾を設立し、新規就農者の育成に力を入れています。