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JA・組合員活動
冬春トマト目ぞろえ 品質均一化へ 選果しっかり
2025.02.03

JAおやま東部トマト部会は1月17日、本店で目ぞろえ会を開きました。部会員や関係者ら49人が規格・要領などを確認しました。
2025年産栃木冬春トマトの品質対策として①高品質の「とちぎのトマト」を出荷し、市場・消費者の信頼を高める②選果・選別に注意し、生産者間およびJA間の品質格差を是正する-ことなどを、申し合わせました。
栃木県下都賀農業振興事務所の担当者は、①生育・草勢を見ながら調製する②品種に合わせた温度・肥培管理に努める③ハウス内の温度上昇は果実などへの結露による病害やザラ玉が発生しやすくなるため除湿対策や薬剤の予防散布の徹底する-などを呼びかけました。
篠田安彦部会長は「目ぞろえ会での内容をしっかり把握し、高品質出荷を目指そう。相場の格言の『辰巳(たつみ)天井』のようにトマトの価格も上がることを期待する」と話しました。
JAの渡邉文雄組合長は「生産資材高騰など厳しい栽培状況であるが、生産者の所得増大に向けて、生産指導・市場などと連絡強化を図っていきたい」と話しました。
部会は51人が品種「カレン」「麗容」「麗妃」などを約15ヘクタールで生産。本年度は2500トンの出荷を目標とします。
