ＪＡおやまは８月１日、小山市の本店で、第２４回全農肉牛枝肉共励会の最優秀賞に輝いたＪＡおやま肥育牛部会の近藤美好さんの受賞報告会を開きました。

　共励会は、肉用牛肥育技術の確立と枝肉の品質向上などに資することを目的に、和牛去勢、和牛牝、交雑種の３部門を審査。肉質などを競いました。

　近藤さんは、第２部和牛牝の部で最高位の最優秀賞を受賞。和牛牝の部での最優秀賞を受賞するのは県内で初めて。

　近藤さんは「受賞には驚いた。良質な肥育牛を育てることが経営の基本。これからも変わらず励む」と喜びを語りました。

　約３２０頭を肥育する近藤さんは、日々の肥育牛の観察を徹底し、飼料の給餌量や配合などの工夫を凝らしています。

　渡邉文雄組合長は「全国からよりすぐりの枝肉が出品されている中での受賞は非常に素晴らしい。さらに良い牛を出品できるようＪＡも協力していきたい」と話しました。