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JA・組合員活動
ビール大麦高品質へ 採種部会が現地検討会
2024.02.22
JAおやまビール大麦採種部会は2月13日、小山市で現地検討会を開きました。部会員や関係者ら31人が参加。県内の有数の種子ビール大麦の産地である豊田地区の農地で、栽培管理や生育状況、今後の注意点などを確認しました。
大島三千男部会長は「視察研修や今回の現地検討会で学んだことを生かし、高品質なビール大麦採種の出荷に向けて頑張ろう」とあいさつしました。
昨年11月中・下旬に種をまいた農地では、今年1、2月に平年より気温が高く適度な降雨があったため、生育はおむね平年並みでした。
栃木県下都賀農業振興事務所の石原島由依技師は、今後の栽培管理のポイントを説明。茎立期まで麦踏を続けるや、湿害対策、雑草防除などの徹底を呼びかけました。「茎葉処理剤が効かない強害雑草のスズメノテッポウが散見される」とし、総合的な防除対策を促しました。
同部会は生産者29人が約76ヘクタールで「ニューサチホゴールデン」を栽培します。出荷は7月上旬を予定します。