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JA・組合員活動

ビール大麦検査 種子用247トン見込む

2023.06.29

ビール大麦検査 種子用247トン見込む

 JAおやま豊田ビール大麦採種部会は6月26日から7月上旬の6日間、小山市の旧豊田支店倉庫で、県内トップを切って種子用ビール大麦の検査をしています。
 生産者や関係者ら約30人が参加し、初日は4人の「ニューサチホゴールデン」約1270袋(1袋25キロ)を検査しました。6日間で約9880袋(1袋25キロ)、247トンを検査する見込みです。
 生産者は、刈り取り前に県農業振興事務所による2回の圃場(ほじょう)確認会を経て、万全の状態で検査を受けます。生産者がビール大麦を刈り取り、乾燥、調製したビール大麦種子を3人の検査員が検査しました。
 検査員は、殻刺し棒で麦わらなどの異物混入がないか確認しました。また、生産者が持ち込んだ全ての種子袋の上部と下部からサンプルの種子を取り、カルトンに入れて粒ぞろえや粒張りを調べました。整粒や未熟粒、被害粒を確かめて格付けしました。
 種子用ビール大麦は生産者31人が76ヘクタールで栽培しています。合格した種子用ビール大麦は、来年度の種子として県内各地に出荷します。