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JA・組合員活動
ダイコン生産に情熱 土づくりに力、機械化も
2023.04.19
JAおやま管内では、20人の生産者がダイコン栽培に取り組んでいます。春ダイコンの作付面積は、約5.6ヘクタール。
3~6月に出荷される「春宴」「貴誉」「春のきらめき」などの春ダイコンと、10~12月に出荷される秋ダイコンが栽培されています。
桑地区在住の坂本賢一さんはダイコンをはじめ、ハクサイやトマト、米麦を妻と息子の3人で1年を通して栽培しています。ダイコンは、ハウスと露地物を合わせて45アール作付けします。
農業の魅力を坂本さんは「自分で生産したものを自分で食べられること」と話します。一から育て、成長過程で注意を払い、高品質な農産物を出荷します。「全ての工程に携われることが喜びにつながっている」と笑顔で語ります。
坂本家では約40年前から代々ダイコンを栽培しています。賢一さんは、1シーズン3,000ケース(1ケース11キロ)を出荷します。
肌が白く、食味の良いダイコンを作るためには、連作障害を避けることが重要となり、有機質や緑肥などを用いての土づくりや、トンネル栽培での換気作業を小まめに行うことが大切なポイントです。
今期の春ダイコン栽培から機械を導入し、他の作物にも機械を導入し、効率化を目指します。