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JA・組合員活動
ゴボウ目ぞろえ うどんこ病に注意
2024.09.27
JAおやま牛蒡(ごぼう)部会は9月10日、桑集出荷所で秋冬ゴボウの目ぞろえ会を開きました。市場関係者が販売情勢を報告。JAの担当者が出荷要領や規格、注意点などを説明しました。現物1本ずつ等級を検討して太さや長さなどの選別基準の確認をしました。
生産者や市場関係者ら15人が参加し、販売情勢や出荷計画、出荷要領・規格などを確認しました。
栃木県下都賀農業振興事務所の桜井利之副主幹は「生育は順調だが、気温が下がり、降雨が少ないと初秋ごろからうどんこ病が発生しやすくなる。病害虫の発生を抑える対策をしてほしい」と呼びかけました。
出荷・調製は、やけ症に注意して選別するよう呼びかけました。やけ症は連作、被害残さのすき込みで菌密度が高くなり発生が助長されるため、次年産への対策として土壌消毒による菌密度低下、輪作などが有効だとアドバイスしました。
重田恵司部会長は「燃料や資材高騰など農業経営環境は厳しい状況が続いているが、価格転嫁できるように消費者に喜ばれるゴボウ生産に努めよう」とあいさつしました。
同部会は、生産者10人が「常豊」などを約311アールで栽培します。出荷は9月12日から始まり、3月まで京都地方に送ります。出荷計画は約6.2トンで、作柄はおおむね良好です。