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JA・組合員活動

コキア丸々成長中 農地景観維持に

2022.07.21

コキア丸々成長中 農地景観維持に

 JAおやま管内の小山市豊田地区で、丸々と育った緑色のコキアが地域の人々を和ませています。

 コキアは「ほうき草」と呼ばれる西アジア、中央アジア原産の1年草で、こんもりとした丸い形が特徴。

 「飾り馬の里」の清水一男会長と秋元和重副会長らが昨年から植え付け面積を広げ、遊休農地約26アールに植栽しました。

 「飾り馬の里」は、同地区12自治会で構成し、毎年3月には「飾り馬」が練り歩く伝統行事も行います。国の多面的機能支払交付金を活用し、遊休地にコキアを植えて農地の景観維持に取り組み、3年目を迎えます。

 5月中旬に約800株を植え、7月5日時点で1メートルほどに育ちました。地域住民に安全を提供したいとの思いで、小学生らが通る道に面した畑を役員や住民が協力して整備しました。

 清水会長は「遠方からもたくさんの人が見に来てくれているのでうれしい。1シーズンに何回も見に来てくれる人もいる。皆と管理をしているので、多くの人に見に来てほしい」と話しました。

 コキアは気温が低くなると緑色の葉が赤く色づき、10月末まで楽しめます。場所はJR両毛線思川駅から北1.3キロ、県道小山都賀線沿いの東側(若駒酒造の西側)の畑。