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JA・組合員活動

イチゴ収量安定へ 無病苗検討会 全て生育順調

2024.09.19

イチゴ収量安定へ 無病苗検討会 全て生育順調

 JAおやまいちご部会は8月30日、西部育苗センターで下都賀東部地区のイチゴ無病苗現地検討会を開き、2026年産の苗の生育状況を確認しました。約9万本のイチゴ無病苗の需要が見込まれ、6割以上が「とちあいか」の予定です。

 2026年産の親株は、高温障害が「とちおとめ」に見られましたが、「とちあいか」「とちおとめ」「スカイベリー」全てで生育は順調。「とちあいか」は、一部で柳葉症状の発生も見受けられましたが、昨年よりかなり抑えられており、今後一層の水管理の徹底を行い、生育に注視します。

 担当者は、生育状況と生産計画、仮植えの日程などを説明しました。仮植え方法としてランナーからへそを7、8センチ残して切り離し、葉数1.5~2枚を整理します。採苗したものはトップジンM水和剤と発根剤に浸漬(しんせき)する。仮植えしたら速やかに散水してタイベックシートで被覆することを呼びかけました。

 同部会は99人が26ヘクタールで品種「とちあいか」「とちおとめ」「スカイベリー」を栽培します。