topics

トピックス

JA・組合員活動

献穀献繭品評会 特別賞を祝う

2020.12.17

献穀献繭品評会 特別賞を祝う

 JAおやま養蚕部会は12月7日、JA本店で茨城県笠間市の笠間稲荷神社で開かれた「新嘗祭・献穀献繭祭(けんこくけんけんさい)」の表彰報告会を行いました。同部会から社会福祉法人パステルの多機能型事業所フロンティアおやまが出品した繭「春嶺鐘月(しゅんれいしょうげつ)」が品評会献繭の部1位となり、特別賞として大日本蚕糸会頭賞に輝きました。

 同法人は、6年前に農福連携で養蚕事業に取り組み、JAおやまの技術指導と部会員のアドバイスを受けながら、利用者とスタッフが高品質繭の生産に励んでいる。春蚕期と晩秋蚕期に2回ずつ、年4回飼育しています。

 献穀献繭祭は、1908年に始まり、初穂米の奉納や養蚕業発展が目的に行われ、出品数72点中、栃木県は33点、うち21点は同部会が出品しました。

 JA営農部農畜産課の須藤日出夫担当は「フロンティアおやまの受賞した繭は、非常に純白で光沢があり、粒がそろっている。養蚕部会は年々、高品質の繭を出荷しており、受賞も多い。これからも伝統産業の養蚕を絶やさぬよう農家と共に養蚕業を盛り立てていきたい」と意気込みを語りました。