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JA・組合員活動

高品質繭出荷へ 全議案を承認

2024.03.22

高品質繭出荷へ 全議案を承認

 JAおやま養蚕部会は3月5日、本店で第15回通常総会を開き、全議案を承認しました。

 同部会は6戸の生産者で組織し、純国産の高品質な繭生産を図るため研修会や品評会に参加し、繭生産性の向上と新養蚕技術の習得を行っています。また、小山市、下野市の養蚕支援事業にも取り組み、低コスト養蚕経営の安定化を図っています。

 2023年度からは、稚蚕飼育を群馬県JA甘楽富岡の小野稚蚕人口飼料育センターへ委託しています。

 栃木県は繭生産量8トンで全国2位。同部会は3.30トンを生産し、38%を占めます。1戸当たり生産量は550キロで全国平均の約2倍です。JAおやま産繭は、解じょ率85%以上で、高品質繭として実儒者に好評だ。2024年度は繭生産量3トンを目指します。

 五十畑茂部会長は「2023年度は特に晩秋蚕期に猛暑が続き、飼育に苦労したが部会員の経験・技術により、高品質繭の出荷ができた。今後も新しい技術や消毒方法を研修会などで学び、目標である3トンを目指そう」と呼びかけました。