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JA・組合員活動

農業予算 市町に要請 担い手支援拡充を

2021.11.25

農業予算 市町に要請 担い手支援拡充を

 JAおやまは11月11日、野木町役場で「農業予算に関する要請書」を真瀬宏子町長に提出しました。

 要請書は、農業経営体の減少や基幹的農業従事者の減少・高齢化などが危惧され、今後の農業生産基盤の維持・強化が重要な課題とされていると指摘。新型コロナウイルス感染症の拡大で、国民の生活や日本経済に甚大な影響を及ぼし、今後の見通しも不明な状況の中、特に米は、主食用米の販売低迷や業務用米の需要低下で大きな減収となっていることなどとしています。

 そのため、要請として①廃プラスチック処分助成の拡充②病害虫防除補助金の維持③認定農業者・集落営農組織など担い手への育成補助金の維持・拡充④その他農業予算の確保―などを強く呼び掛けました。

 真瀬町長は「農業生産の維持・地域農業を守るために要請に応えられるように取り組んでいきたい」と話しました。

 渡邉文雄組合長は「管内の生産物の品質維持・向上や農業従事者、担い手などへの補助金など不可欠な要請となる。農業を守り、発展させるためにお願いしたい」と話しました。 

 11月15日には下野市役所、17日には小山市役所を訪れ、同様に「農業予算に関する要請書」を提出しました。