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JA・組合員活動

立派な門松で 新年お出迎え

2020.12.29

立派な門松で 新年お出迎え

 新年を前に小山市の農家、森田恵介さん(76)が制作した高さ約2・5㍍の手作りの門松一対が12月15日、JAおやま本店に寄贈されました。1月15日まで設置されます。

 4月から門松に使用する古代米の苗作りを行い、12月14日に最後の仕上げを行いました。田んぼで収穫した稲わらの他、一年中落葉しない松や成長が早く生命力の強い竹、新春に開花し、年始にふさわしい紅梅、ナンテンなどで飾り付けられた「本格派」。独学で門松の作り方を研究しました。

 5年ほど前に同市の警察署や消防署に置いたことから評判が広がり、JAにも寄贈しました。森田さんは「来年一年が良い年となるよう願いを込めた」と話しました。

 寄贈に立ち会ったJAの福田浩一郎組合長は「立派な門松で雰囲気が出る。日本の良き伝統文化の一つとされる門松をJAで飾れることはうれしい。コロナ禍でふさぎがちな時期にこそ、門松を見れば明るい気持ちにもなれる」と感謝しました。

 森田さんは、毎年管内小学校の児童の農家見学を受け入れ、農業の喜びや食の大切さを伝えています。