次世代営農システム研究会答申まとまる

　ＪＡおやま地区次世代営農システム研究会の杉山清司会長は、渡邉文雄組合長に答申書を手渡しました。

　同研究会は１０年先を見据えた集落営農組織の体制強化や米麦など土地利用型作物の生産体制に関する調査や研究などを進めます。県下都賀農業振興事務所、小山市、下野市、野木町と、小山市・下野市・野木町の各農業委員会、ＪＡ栃木中央会、ＪＡ全農とちぎ、ＪＡで構成されています。

　同研究会は、調査研究を進める中、出資型法人が必要であるとの意見が大勢だったため、出資型法人設立に向け優良法人の視察などを行い、検討を重ねてきました。

　しかし、ＪＡ単独出資での設立・運営は負担が大きいため、ＪＡと行政がそれぞれできることを検討し、共に歩み寄れる合致点を見つけ、農業者の不安解消のために、地域農業の受け皿づくりの準備をしていきます。また、法人の拠点の設置場所は、候補地の農業に係る状況を鑑みながら慎重に選定する必要があるとしました。

　今後も引き続き持続可能な農業の発展のために協議を続けていきます。