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JA・組合員活動

春レタス栽培丹念に 強風や寒さ備える

2024.04.05

春レタス栽培丹念に 強風や寒さ備える

 JAおやま管内は、県内一を誇るレタスの生産地。83名の生産者が「トリガー」「クールガイ」「春P」など春レタスを約45ヘクタールで栽培しています。

 大谷南地区の斉藤真さんは21歳で就農。就農1年目は、種苗会社で農業を学び、夏には長野県のレタス農家で会社の寮に住み込みながら農業を一から修得しました。

 真さんは、父と妻、パート従業員とともに、春レタス・秋レタス・雨よけキュウリ・ハクサイ・水稲と年間を通して農業に励んでいます。

 管内で栽培されているレタスには春と秋、二つの作型があります。10月下旬ごろに種まきをして春に収穫する春レタスは、強風によりほこりが葉の中に入りやすくなるため、圃場(ほじょう)よりも低地にある田んぼで栽培します。また、寒さから守るためにトンネルを作り、その中で育てます。

 真さんは春レタスを約2ヘクタール栽培。暖冬の影響で今年は1週間ほど早い生育ですが、形状・食味とも良好です。今の時期はレタス収穫と出荷に追われ、5月の上旬まで続きます。

 真さんは「体を動かすことは苦ではなく、自分がしたいように、自由が利くことが農業の魅力」と語ります。土・日曜日は極力、家族で過ごす時間を確保するように仕事配分を考え、作業しています。