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JA・組合員活動

春レタス根の管理を 薬剤散布で病気防ぐ

2022.01.19

春レタス根の管理を 薬剤散布で病気防ぐ

 JAおやまレタス部会は1月13日、JA管内の圃場(ほじょう)3ヶ所で2022年産春レタスの現地検討会を開きました。部会役員、関係者ら30人が参加し、レタスの生育状況を確認しました。

 種苗メーカーからは「12月上旬の降雨や下旬から続く厳しい冷え込みで根の動きが鈍く凍霜害などが散見される。結球前の薬剤散布で病気の発生リスクを低下させ、同時に葉面散布剤を活用し、根を動かす管理を心掛けてほしい」と話しました。

 県下都賀農業振興事務所の坂本敏雄副主幹は「春レタスの栽培期間は、晩秋から初夏まで季節をまたぐ。気象条件に合った管理に努めてもらいたい」と呼び掛けました。

 検討会後には、小山市の旧JA大谷南支店にて役員会を開き、21年の秋レタスとサニーレタスの販売実績を報告。関敦部会長は「部会員がしっかり計画を立て、管理した高品質の春レタスを出荷してほしい」と話しました。

 同部会94人が「トリガー」「クールガイ」「春P」などを約50ヘクタール栽培します。現地検討会や生産者間の技術情報の交換で栽培の高位平準化に努めている。春レタスは3月を中心に5月まで県内や京浜方面へ出荷します。