農林中央金庫宇都宮支店は３月２４日、県南地区情報交換会を兼ねた「住まいの体験会」を株式会社一条工務店の栃木ハウジングテクノセンターで開きました。交換会には、農林中央金庫と県南部地区の４ＪＡ（しもつけ・おやま・佐野・足利）のハウスメーカー営業などを担当する住宅専任担当者ら約３０人が参加しました。

　農林中央金庫では、住宅ローンをはじめとしたＪＡバンクローンの推進に取り組んでいます。貸し出し強化の一環として、ＪＡバンク全国提携先である一条工務店と情報交換会によるリレーション強化のための体験会を開催しました。

　体験会では、展示場の営業担当者との意見交換やショールームの見学、ＪＡ住宅ローン勉強会を実施。一条工務店の世界初となる耐水害住宅や温熱環境実験室を体験しました。

　耐水害住宅体験では、実際の水害状態でのデモンストレーションにより、家自体が船のように浮く仕様を体感しました。

　体験会を終えた職員らは「組合員・利用者の安全と安心の情報を提供することの大切さを実感した」「栃木県は毎年のように水害被害が発生する。もしものときのために、より安全・安心の家づくりの大切さを感じた」と話しました。

　農林中央金庫は「一条工務店とＪＡ、双方のよいところを理解することで、より利用者の視点に立った提案につながればと初めての住まいの体験会として開催した。組合員や利用者に安全と安心を提供できるように、リレーションの強化につながればうれしい」と話しました。