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JA・組合員活動

古代米と「とちぎの星」収穫 脱穀まで体験

2021.10.25

古代米と「とちぎの星」収穫 脱穀まで体験

 小山市立寒川小学校の田んぼの学校は、10月8日には収穫祭を開き、5年生19人が緑や紫の古代米と「とちぎの星」を収穫しました。その後、昔の農機具を使って、脱穀を体験しました。

 田んぼの学校は、寒川尼と古代米の里づくり実行委員会が19年前に立ち上げ、地域住民と連携してビオトープや米作りに取り組み、児童の環境・文化の学習を支えています。

 収穫祭で児童は、千歯こぎと足踏み脱穀機に稲を差し込み、もみを落とし、唐箕(とうみ)を使い、風を起こしてもみを選別しました。

 児童らは「昔の機械を使った収穫方法など多くのことを学べた」「米を食べるときは昔の人の苦労を考えて食べたい」と話しました。

 木名瀬康夫校長は「5月に田植えした米が5ヶ月たって収穫できる。きょうは皆で協力して収穫の喜びを感じよう」と呼び掛けました。米は10月下旬に炊飯し児童らが食べます。