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JA・組合員活動

加工品開発に力 海外でPR挑戦 栃木県農業大賞 芽吹き力賞

2022.04.13

加工品開発に力 海外でPR挑戦 栃木県農業大賞 芽吹き力賞

 JAおやまは3月24日、本店で栃木県、JA栃木中央会、下野新聞社が行った第3回栃木県農業大賞の「芽吹き力賞・特別賞・下野新聞社賞」を受賞したJAおやまいちご部会の荒井聡さんの受賞報告会を行いました。

 同大賞は、本県の農業・農村を子どもたちに夢を与え、人を引きつける魅力あるものとし、大きく変化する農業情勢に対して農業経営の改善や農村地域の活性化、新たな着想による取り組みを行う農業者や団体を表彰するものです。「芽吹き力賞」は、県内で新たな着想による活動を始めておおむね5年以内の組織、集団と個人で農業経営などの新しい活動における着想やその成果を重視した賞となります。

 荒井さんは、イチゴ、水稲、ビール麦などを栽培しています。6次産業化にも力を入れており、2015年に農業生産法人(株)新日本農業を設立。イチゴを使ったスカイベリードロップやいちご酢などを開発し、販売。タイなどでも日本の商品、小山の商品をPRしています。

 食への関心が「安全・安心」へと移り変わり、直接顔の見える食材や持続可能な取り組みをしている生産者が必要と捉える。同社では、栃木県の危害分析重要管理点(HACCP)の認証を取得しています。

 受賞した荒井さんは「受賞はモチベーションにつながる。やってきたことが評価されうれしく思う。誰よりも優れた農産物を受賞を励みに今後も作り続け、新しいことに挑戦したい」と話しました。