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JA・組合員活動

ブランド米「生井っ子」 良食味へ管理学ぶ

2021.07.15

ブランド米「生井っ子」 良食味へ管理学ぶ

 JAおやま生井地区耕種部会と生井っ子プロジェクトは7月5日、小山市の生井地区3ヵ所の圃場(ほじょう)で、特別栽培米「生井っ子」の現地検討会を開きました。生井っ子プロジェクトは、同部会員のメンバーで構成される、小山市生井地区のブランド米「生井っ子」を栽培する生産者組織。生産者、関係者ら20人が参加。生育状況や今後の管理のポイントを確認、病害虫防除の徹底を申し合わせました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の別府奏歌主任は「出穂14~7日前は、最も低温に遭遇すると不稔(ふねん)が多発する。出穂期・開花期は最も水を必要とする時期のため、こまめな間断かん水を行うこと。気温の上昇とともに斑点米カメムシ類の飛来や発生量が急増する可能性がある。除草や水田周辺の草刈りでカメムシ類の発生しにくい環境を整えるようにすること」と呼び掛けました。

 同プロジェクトは、「安全・安心」や良食味米の生産を目指し、稲作農家15人が2004年に設立。県から特別栽培米の認証を受け、2019年12月には、とちぎGAP(農業生産工程管理)の第三者確認証を交付され、自然環境に配慮した減農薬・減化学肥料栽培米の生産に取り組みます。