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JA・組合員活動

ブランド化意気込む

2024.05.01

ブランド化意気込む

 ブロッコリーを栽培している野木町在住の舘野哲治さん。大学卒業後、会社勤めも考えましたが両親が元気なうちに農業のノウハウを身に付けたいと就農しました。

 現在、父、母、弟の4人で年間を通し、ブロッコリー(春作・秋冬作)をはじめ、カリフラワー、ナス、トウモロコシ、ホウレンソウ、カボチャを栽培しています。

 ブロッコリーは一日の温度差が激しいとストレスとなるため、哲治さんは温度管理に注意を払います。また、暖かくなると害虫の発生や雑草なども多くなるため、小まめに圃場(ほじょう)の観察を欠かせません。

 さまざまな農作物を栽培している中で哲治さんは、ブロッコリーを主軸に経営していく上で年間を通して収穫時期を空けないようにするためにカボチャ栽培を2年前に始めました。当初に掲げた目標の収量を1年目で達成することができ、自信につながりました。

 哲治さんは、農業の魅力を「幼い時から当たり前のように身近にあったため生活の一部だ」と話します。小さい頃には両親に連れられ、圃場を駆け回って遊んでいました。ゼロの状態から農業を始めるのとは違い、なんとなくではあったが農業の流れが分かることが哲治さんの強みでもあります。

 今後、ブロッコリーを主体として面積を増やしていくとともに、未来の農業を任せられると思われる人材になりたいと希望を燃やします。

 また、国産、JAおやま産のブランド化を図り、JAおやまブロッコリー部会をもり立てていきたいと意気込みます。