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JA・組合員活動

ビール大麦高品質 多雨乗り越え

2022.06.29

ビール大麦高品質 多雨乗り越え

 JAおやまは6月16日、同JAのアクティーで農産物検査員を対象とした2022年産ビール大麦の品質検査目ぞろえ会を開きました。検査員と関係者ら約15人が参加しました。

 JA管内では、5月下旬からビール大麦の刈り取りが始まり、共同乾燥施設も稼働しました。

 高品質なビール大麦を出荷するため、毎年品質検査で意識統一します。10の共同乾燥施設ごとに乾燥調製したビール大麦のサンプルをカルトンに分け、粒ぞろいや粒張りなどの品質を確認しました。

 全農とちぎの検査協会の廻谷寿久技術参与は「今年は雨が多く、収穫までにとても苦労した年であった。適切に調製されていると思うが、今日の内容を生かして高品質なビール大麦の出荷をしてほしい」と話しました。

 JAおやま管内は、ビール大麦の県内主力産地。622人が「ニューサチホゴールデン」を約1458ヘクタールで栽培し、本年度は、約4200トンの出荷を見込みます。JA全農とちぎを通じて、アサヒビール(株)やサントリービール(株)に出荷します。