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JA・組合員活動

かんぴょう 今年最後の入札 最高値は1キロ4150円

2021.11.22

かんぴょう 今年最後の入札 最高値は1キロ4150円

 JAおやまは11月9日、北部営農支援センターで今年最後となる2021年産第2回かんぴょう入札会を行いました。生産者や栃木県干瓢(かんぴょう)商業協同組合などの関係者ら約30人が参加。最高値は、第1回目を上回る1キロ4150円となりました。

 第2回には、生産者5人が約2.5トンを出荷。入札希望業者16社が参加しました。入札会は①種などの混入がない②真っ白③薄むき④短いものが紛れていないーといった点で出荷品を点検し、入札価格を検討しました。

 同商業協同組合の伊澤茂理事長は「生産者の高齢化などの影響で数量は少ないものの、品質は非常に良く高値となった」と話しています。

 7月の長雨や梅雨の後の気温上昇など、栽培状況は厳しかったが、生産者は高い品質を保ちました。一方で出荷量は今年、全体で5.3トンと前年比の6割程度となっています。

 かんぴょう部会の生井幸男部会長は「産地を守るためにも、給食などで子どもの時からからかんぴょうの味に親しんでもらいたい。多くの人にかんぴょうの良さを知ってもらいたい」と話します。

 かんぴょうは国内産の約98%が栃木県産。中でも同市は生産量第1位です。入札されたかんぴょうは、産地問屋がスーパーや飲食店に販売し、消費者に届きます。