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JA・組合員活動

高品質生産へ講習会 梨「豊水」短果枝主体に剪定

2023.01.23

高品質生産へ講習会 梨「豊水」短果枝主体に剪定

 JAおやま梨部会は1月12日、桑、小山、間々田の3ヶ所の圃場(ほじょう)で梨「豊水」の剪定(せんてい)講習会を開きました。部会員や関係者ら46人が参加しました。栃木県下都賀農業振興事務所の山中佑太技師が品種の特徴と剪定のポイント、注意点を解説しました。
「豊水」は短果枝に品質の良い果実が結実する傾向があるため、短果枝主体の剪定をします。古く太い側枝でも短果枝がよく着生するため、側枝更新が遅れないよう注意し、実際剪定を示しました。
 山中技師は①短果枝の取り扱い②発芽の整理③側枝の配置②骨格枝の管理―などを説明しました。また、みつ症が発生しやすい「豊水」の老木樹などを中心に改植するように注意を呼びかけました。
 神保重治部会長は「ポイントを押さえ、実際に自分の圃場で実践してほしい。皆で勉強して大玉生産に努めていきたい」と呼びかけました。
 部会は53人で「幸水」「豊水」「新高」「にっこり」の順に県内や京浜方面に出荷します。講習会や目ぞろえ会、視察などを通して、意思統一と栽培管理向上を図っています。